スキーファンのみなさんこんにちは。
スキーシーズンも終わりにさしかかり、暖かい陽気の中でスキーをする日が多くなりました。
皆様のシーズン最後のスキーを楽しく終える事ができるよう願っております。
さて、私は今季の全日本技術選手権大会を持ちまして現役スキー選手を引退する事に致しました。
今考えると、昨年子供が生まれてから少しずつ引退のタイミングというものを考えるようになり、心のなかでは徐々にその準備をしてきてきたように思います。
私のスキーライフを取り巻く環境も大きく変わり、プレーヤーとしての立場だけではなく、スキー産業活性化への役割も考えるようになりました。
その使命から、夜も寝られないくらいのワクワクする様々なアイデアや建設的意見がどんどん生まれるようになり、早くその企画、アイデアの投入をしていきたいと思うようになりました。そのためには、プレーヤーとしてはできない事も多々あると気づきました。
世界大恐慌への不安と日本経済の大不況、そしてスキー産業の低迷は私達に大きく影響しているのが現状です。しかし、普及へ道筋は沢山残されていると思います。私たちスキーファンが一丸となり、少しずつアイデアを具現化していければと思っております。
今後はプレーヤーとしての佐藤久哉から、スキー産業バックアップチームとして活動して行きたいと思っております。
活動内容としましては、まずはこれまでと変わらず雪上でのレッスン活動、レーシングコーチ、セミナー等を中心に全国をまわりたいと思います。あとは表に出ないところでの活動になりますでしょうか(笑)。
3歳からスキーを初め、14歳でナショナルチーム入り、25歳よりデモンストレーター、気がつけば37歳になっておりました。スキー人生を通じ苦難や喜びなど様々な事を学ばせて頂きました。
まずこの環境を与えていただいた、父、母、兄弟に感謝致します。そして関わってくださったスキーファン、業界関係者、全ての人に感謝と御礼を言いたいと思います。
本当にありがとうございました。心より感謝致します。
いつか恩返しできるよう志を持ち頑張りますので、今後とも応援宜しくお願いいたします。