ワールドカップスラローム・シュラドミング(AUT)コロシロフ(ロシア)の選手の1本目の滑りを見て久々に、教科書のような滑りがお披露目された。
決してスペシャルではないが、最も基本的な要素が全て盛り込んでいて、近年では大変参考になる滑りではないかと思いました。
随所に出る基礎的要素も大変参考になり、今後ジュニアを育成する視点から見て学ぶべき要素が盛りだくさんだと思います。
今後彼の注目するべき点は、次回も安定して結果を出せるかどうか？
この滑りを「わかって」滑っていたのか、それともたまたまラッキーだったのか？
もし、「わかって」滑っていたなら次回も安定した結果を出すことができるでしょう。
しかし、感覚だけしか残っておらず、たまたまこの滑りができたという事なら、ビギナーズラックという事で今後も不安定な結果を出すことになってしまうでしょう。
しかし期待したいのは、前大会キッツビュエール(AUT)での彼の滑りを見た時、難しい斜面ながらも人一倍安定していたが、失敗した時に現れた技術を見た時「きっと彼は「わかっている」かも？」と驚いたシーンがあった事だ。
しばらく注目して見ることにしましょう。
